一般家庭で最も多く使われている三徳庖丁と総称される庖丁についての説明です。
今から約40年前に、それまでの家庭用庖丁と言えば菜切庖丁しかない時代に、洋庖丁のうちの牛刀のデザインを取り入れて当社が最初に考案した形の庖丁です。菜切庖丁では先端が尖ってなくカーブしていないためお肉などの調理がしにくい。一方の牛刀では刃先全体がカーブしているため野菜の千切りができない。
そこで刃の先端部分は牛刀の形に似せてカーブさせて尖らせ、それ以外は菜切庖丁の様に直線にし、刃の幅も千切りなどがしやすいように広めにした庖丁を作ることにしました。
三徳とは「菜切庖丁」「牛刀庖丁」「刺身庖丁」の三徳で、出刃包丁としては使えません。
使用後は良く洗い乾燥させて、湿気のないところに保管しましょう。
濡れたまま流し台の上などに放置しておくと、ステンレスでも錆びてしまいます。特に塩分や酸を含んだ水がついているとと最悪
研ぎ方など、より詳しい情報は庖丁のお手入れをご覧ください。