トップページ → その他の情報 → 庖丁の研ぎ方 → 荒砥から中砥、そして仕上げへ
研いでいくときは、荒砥、中砥、仕上げ砥石ときちんと順番を踏んでいく方が早くて正しく研ぎあがります。
荒砥は庖丁が簡単に研げますから、あまり力を入れずに研げます。荒砥は、刃先の形を決める重要なステップです。早く研ぐより角度や形を決めることに集中しましょう。
このとき、むやみに力を入れても研げる量はそれほど変わりません。荒砥で研ぐときは「形を整えること」を目的にできるだけ正確に研ぐことが必要です。
研いでいるほうの反対側を、庖丁の背中から刃先に向かって軽く撫でるとカエリがでれば引っかかります。これがでてくると刃先の中心まで研ぎ進んだことになりますから、反対側を同じように研ぎます。
荒砥で両面を研いでカエリがでたら、より目の細かい砥石に変えて同じように研いでいきます。
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異種金属が直接および電解質を隔てて接触するとき、二つの金属の溶けやすさが異なると、溶けやすいほうがプラスの電気をもって溶け出し、あまった電子がもう一方の金属に供給されることによって電流が流れる。(電池)
こうして一方の金属が腐蝕されてしまう現象を電蝕という。