もう少し詳しく3つの鋏の違いを、実際の裁断作業を含めて説明します。
右手用の鋏を右手と左手で使ってみましょう。 |
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左手で裁断しているところ |
右手用の鋏を左手で使うと上刃の陰に隠れて、切先が見えなくなっています。
これは、足左タイプの鋏でも同じ事が言えます。 左利きだからと言う理由で右手用の鋏を左手で使用するという事は一見、単純な問題と見られがちですが、実際には次のような問題があります。
切り抜きなど鋏を持たない方の手での作業が重要である事を考えると、「左利き」は、右手用の鋏を左手で使わなければならない理由とは言い難いと思います。 左手で右手用の鋏を使う癖をつけてしまうと、正式な左手用の鋏が使えなくなる事を考えると、右手用の鋏を左手で使用したり、足左タイプの物を使う事は良くない事が判ります。
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右手で裁断しているところ |
左手用の鋏を左手で使用する。 |
左手で左手用の鋏を使用。
右手で右手用の鋏を使用。 |
右手用の鋏を右手で使用する。 |
実際に鋏を選択するにはどうしたら良いでしょうか?NEXT |