では左利きの人は、どんな鋏をどのように使えば良いのでしょうか?。
方法は次のふたつしかありません。すなわち
ところが、このいずれも問題があります。・・・1(左手用の鋏を左手)の場合、左手用の鋏は種類が限られています。比較的高級な部類の洋裁鋏と、特別に左手用に作られたものしか市販されていない。そしていずれも通常の鋏より高価(数割増しから倍)という現実です。
その理由は簡単で、鋏を使用する頻度・時間が長い(職業としての)洋裁の場合、左利きの人が長時間にわたって(利き手でない)右手を使用するのは負担となるため、業務用の左手用の鋏は必需品。
普及品の工作・手芸用の鋏は、本来大量生産であるため、販売量の少ない左手用は高価になり、安価と言う事が唯一の{特徴}でり、セールスポイントである工作・手芸用鋏になじまないからです。
下の写真は、いずれも工作・手芸用の鋏で、左端の物を除き、右手でも左手でも使えそうですが刃の形を見ると右手用だという事が判ります。
年齢・用途 | 理 由 | 選 択 |
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子供さん | ☆右手用の鋏を、右手で使う事を習得する。
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右手用の鋏 (右手で使用) |
大人(通常使用範囲) | ☆右手用の鋏を左手で使う事に 慣れてしまっ人
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足左の鋏 |
洋裁など鋏を 頻繁に使用する人 |
☆職業として裁縫をする人
☆障害などで右手を使用できなくなった人 ☆左手用の鋏を使いたい場合で、
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総左の鋏 |
右手用(標準型) |
足左 |
総左(左利き用) |
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