トップページ → 錠前 → 鍵と錠 → ピンシリンダーの仕組み(アニメーション)
ピンシリンダーの仕組みをアニメーションで紹介しています。
ピンシリンダーは*****
キーがない状態
この状態では、ピンがシリンダーの内筒と外筒を貫いているため回転できません。
キーが合うと
本来のキーが差し込まれると、ピンの切れ目がシリンダーの内筒と外筒の境界(シェアライン)に一致して回転できる状態になります。このシリンダーは2,3,4,6番目のピンは2種類のキーの段差に合うようになっています。このような組み合わせを用いることでマスターキーシステムや逆マスターなど複雑なキープランを組み立てることができます。
実際にアニメーションで見るとこのようになります。
キーマシンには色々な種類がありますが、最も多く使用されるのは倣い方式と呼ばれるものです。倣い方式の原理は既存のキーの形状を倣ってブランクキーを削って作成されます。
そのため、未使用時に比較してキーが磨耗したり変形していた場合には、出来上がった合鍵も"それなり"の物しか出来ません。
また、すでに合鍵になってしまっている場合は、それを再コピーしても合わないことが多く、保証されません。
合鍵を作るための鍵山が刻んでないもの